2014/02/28

本日より出荷を開始致しました新製品のULTIMATE、VERSATILE、RUSH COAT。
DELAERでは超ご近所の25LASとEFFECTとBLUE LUGに早くも本日在庫されています。
さて、ULTIMATEとVERSATILEの初回入荷分が早くも残り僅かとなっていますのでゼヒお早めに。
そしてRUSH COATのご注文が非常に多く、早くも在庫が一桁となりましたのでこちらは本日追加補充を手配しました。
RUSH COATはパラフィンを含む炭化水素系の溶剤となります。パラフィンと言ってもシクロパラフィン系炭化水素と言い別名はナフテン系炭化水素とも呼ばれます。通常のパラフィンよりも良好な性質を示し、パラフィンよりも非常に高品質となっています。
これらは主に鉱物油に使用される事が多いのですが、主にナフテン系の特徴として流動粘度が低い事と溶解率が非常に高い事が挙げられます。
つまり油を良く溶かし込み、且つ低粘度を維持出来る。
今回のRUSH COATには上記精製されたナフテン系炭化水素に特殊な添加剤を溶け込ませているので、使用するパーツへ非常に良く浸透し更に均一に特殊添加剤の皮膜が広がります。粘度としては水と同等程度です。
遅乾性につき最終的には揮発してしまいますが、その間も十分に潤滑浸透を行ないますので下処理効果としてはかなり有効です。
しかも先に挙げた様に油を良く溶解させるので、当然油汚れも非常に良く落とします。チェーンに使用すれば油汚れを落としながら尚且つ潤滑させられるので一石二鳥でしょう。
こちらは110mm入りアルミボトル容器入りで¥1200と大変お買い得です。ビニール袋などで受けながら使用すれば何度か使用も可能かもしれません。
ゼヒお早めにBOREDのSTOREからのご注文お待ちしています。

2014/02/27

本日2月28日より一斉に出荷開始となりますBOREDの新製品オイル達。
BORED製品取扱DEALERを始め、個人のお客様へもご注文順に28日より順次出荷となりますので到着まで今暫くお待ち下さい。
このタイミングと重なりますが、3月1日からBORED店頭での直接販売は行ないません。もちろんBORED取扱DEALER各店では店頭販売を行なっていますので、すぐにお持ち帰り可能かと思います。大変お手数おかけしますが上記お間違いの無い様、宜しくお願い致します。
通販に関しましてはBOREDの新しいSTOREからいつでもご注文いただけますのでゼヒご利用下さい。
本日もこの時間からは残業して出荷準備となります。コーヒーとエナジーで乗り切ってきせましょう。


2014/02/26

連日ウザい程のオイル関係ですが、どうしても伝えておきたい事なので。
BOREDの提唱する油膜性や極圧性は金属に対して油膜が化学吸着する事で発揮する効果です。これは過去の製品紹介時にも何度もお伝えしてきた事ですが、良く誤解されるのは吸着すると言うイメージ。ベタベタやネチャネチャしたイメージが湧くかもしれません。
ただし現に今回から粘弾性添加剤もごく少量配合しているので物理的に糸引き効果も加わっていますが、それは別の目的としてBOREDの言う化学吸着は分子レベルの話です。なので、チェーンに使用した場合のチェーン離れやベアリングに使用した際に回転の妨げになる様な事は有り得ません。むしろそれを感じる事が出来るぞと言う人が居ればそれは確実に嘘です。分子レベルの化学的な電気吸着なので、上記の様に自転車の各パーツの潤滑を妨げる事は無いナノレベルの話なので、確実に金属の隙間に入り込みあらゆる面に対して吸着します。
加えてベースオイルの物理的な粘度や今回から使用している粘弾性添加剤と相乗し、物理的にも更に油膜の耐久性が上がっている訳です。これは化学合成オイルでしか出来ない事であり、その分子間結合の強度はベースオイルの純度や精度に依存します。安価な化学合成や半化学合成では十分な効果を発揮出来ませんのでお間違い無い様に。
その油膜がどれだけの力に耐えれるかと言うのが極圧性です。油膜の吸着が上手く行けばおのずと極圧性も上がる訳で、更に今回は特殊添加剤によりその油膜が吸着した金属面を特殊な皮膜に変性させています。
そして今回から新たに採用している粘弾性添加剤については一言でいうと「ペペ」です。そう、あのイメージ。
糸を引かせる性質を持っているので、物理的に飛散の防止や重量に対する存在に大きく貢献してくれます。また、同時に滑りを良くする効果もあり、まぁホントに「ペペ」ですねw
もちろん、ペペ並に添加してしまうと大変な事になりますので、総量に対し適正な割合で添加しています。
100%化学合成ベースオイル、粘弾性添加剤、極圧添加剤、特殊添加剤、4つの効果により過去最強の油膜性と十分な極圧性を維持出来たのが今回のULTIMATEとVERSATILEとなります。
28日よりデリバリー開始となりますのでゼヒお試し下さい。

2014/02/25

只今朝方4時過ぎ。今週末までの発売に向けて本日も残業してラベル貼り。
そのお陰で新オイルのULTIMATEとVERSATILE専用下処理剤RUSH COATに関しては出荷準備が整いました。
今週は定休日の水曜日も出勤して出荷準備を行なう事になりそうです。
さて、このRUSH COATの使用方法について既にお問い合わせをいただいています。詳しくはWEBSTOREの製品詳細欄に記載していますが、ここで具体的な使用方法について触れておきます。
まずこのRUSH COATは超遅乾性の超低粘度オイルと認識してもらえれば分かり易いと思います。正式な成分としては溶剤となるのですが、それにパラフィンを含ませた特殊な潤滑効果を持つ溶剤となり、更にBOREDオリジナルの特殊添加剤などを配合しています。
なので当然いわゆる灯油やガソリン的な匂いがします。
肝心な使用方法ですが例えばチェーンを例に取ると、使用して適度に汚れている場合は丈夫なビニール袋やタッパー容器などにチェーンが浸される程度RUSH COATを注ぎます。そのまま30分ほど放置してから取り出し、軽くウエスで拭いた後で同じく30分ほど自然乾燥させればそれだけでOKです。溶剤成分がリンクやピンの隙間に入った汚れを浮かせ分解し、放置して半乾きの状態では特殊添加剤成分だけが極薄く残り隅々まで保護潤滑皮膜を生成しています。
ただし、この場合の皮膜は非常に薄い皮膜となるので物理的アタックに対しては耐久性がありません。当日限りの決戦的走行であればそれでも十分維持出来ますが、基本的にはスプロケットやギアの歯に一滴づつULTIMATEまたはVERSATILEを塗布し、更にチェーン全体へも塗布すれば耐久性も油膜寿命もかなり向上し本来の効果を発揮します。
つまり今まではクリーニングしてから注油していた手間が、安易に省ける画期的な専用下処理剤と言う事です。
そして超低粘度につき物理的に隙間へ浸透しますので、固着した物を取り外す際に浸け置きしておくか注油する事で無理なく取り外す事も可能でしょう。
ただし頑固な汚れや広範囲な錆の場合は、予めクリーニングを行なう必要があります。これはどのメンテナンスにも当てはまる事ですが。
最後に注意すべき点は引火性と言う事です。バーナーやヒートガンなどで強制乾燥させる場合は十分注意した上で自己責任にて作業を行なって下さい。
恐らく数日中には新しいWEBSTOREへアップ出来ると思いますのでゼヒお試し下さい。

2014/02/24

遅れていた材料も本日入荷となり、今週末にかけて現在出荷準備中となりますBOREDのフルモデルチェンジした新製品ULTIMATE、VERSATILE、RUSH COATの3種類。
BORED店頭での直接販売は終了させていただきましたので、BOREDの新しいWEBSTOREから通販にてご注文いただくか、BORED製品取扱DEALERにてお求めいただければと思います。
気になる価格ですが今回フルモデルチェンジした事も影響し若干ながら変動しています。
まず低粘度のULTIMATE及び高粘度のVERSATILEは各税込¥2600、下処理剤のRUSH COATは税込¥1200となります。ちなみに4月以降の消費税値上後も価格は変動させません。発売のタイミングもありますので、この2ヶ月は利益を減らして発売キャンペーン的対応とさせていただきますのでご安心下さい。
と言う事で今週末にはBORED製品取扱DEALER各店の店頭にも在庫がお届け予定となります。一部取扱の無いDEALER店もありますので事前に各店までお問い合わせ下さい。
BOREDの新しいWEBSTOREも現在立ち上げ準備中となりますので、数日以内にアップ出来る見込みとなります。
他社製品の追随を許さない油膜性と極圧性をバランス良く実現したBOREDの新オイルをゼヒお試し下さい。

2014/02/22

今年に入ってから毎日深夜12時を過ぎるとデスクワークになります。
主な作業内容は新しいWEBSITEのデザインやSTOREのデータ作り、それに加えてやっぱりオイル関係。
近日発売予定のULTIMATEとVERSATILEですが、発売に際し不足している物があります。先日の大雪が影響し宅急便事情的に入荷が遅れている。でも何とか数日中には届きそうな見込みとなりましたので今月末頃発売となりそうです。
さて、BOREDは過去10年オリジナルオイルを製作して来ましたが、今年よりいよいよ本気で自転車以外のオイルも製作開始します。
まずは自分の趣味である釣り、リール用のチューニングオイルを。そして以前からちょこっと試作していたスケートボード用のチューニングオイルも現在同時開発中です。
リール用チューニングオイルに関してはBOREDライダーのMORIをはじめYUGOもMAKOTOも何故かBOREDのBMXストリートライダーは全員アングラーなのでテストも楽勝。その他の新宿ローカルにもアングラーが多いので自前でテストが出来ます。
そしてスケートボード用チューニングオイルは以前からT19のボスOさんに何種類か使ってもらっていたり、FESNの森田君も現在リアルに使ってくれていますので引き続き無理矢理強制的にテストしてもらう予定。実はスケーターの知り合いも多かったりするので何とでもなるでしょう。
この2種類は上記理由からある意味順当にテストもリクエストも反映出来ると思うのですが、実はもう1種類、ホビー用も開発予定となっています。ホビー用とはラジコンやミニ四駆などのモーターを動力として高回転なミニチュアベアリングを使用している前提の物です。これが難しい。何せ自分の周りにはこれらにハマっている人間が居ない。荷重の問題からリール用チューニングオイルがベースとなるでしょうが、摩擦抵抗を減らしながらも超低粘度で更にBOREDの提唱する油膜性と極圧性も加えたい。当然固形添加剤に頼らず、塩素無使用なのは当たり前。シリコンオイルじゃ話にならないし、鉱物油は論外。溶剤を使えば良いのが出来るのですがプラスティックパーツの多いホビー用には向かない。やっぱり有り物ベースでは無理そうなので、今回も一から精製業者に依頼する事になりそう。
そんな調べ事を毎夜深夜から朝方までやっています。このところ頭痛が激しいのは多分このせい。

2014/02/21


2014/02/20

いよいよ近日発売予定となりますフルモデルチェンジしたBORED新オイルULTIMATEとVERSATILE、そして専用下処理剤RUSH COATのサンプル画像です。
もちろん容器はBORED定番容器となります。
現状としてデカールの入荷待ち状態となっていますので発売は今月末頃の予定となりますが、今回の発売に合わせてWEBSTOREをリニューアルします。
新しいWEBSTOREはhttp://bored.stores.jpとなりますのでブックマークの変更をお願い致します。ちなみに現在はまだクローズ状態となります。
そして今回の発売からBOREDの店頭での直接販売は行ないません。基本的に通販での販売のみとなりますが、決済方法は振込またはクレジットカードから選択出来る様になりましたのでゼヒご利用下さい。
BORED史上最強のオイルとなる低粘度のULTIMATEと高粘度のVERSATILE。油膜の吸着率及び耐久性が過去最高となり、金属への分子間結合も過去最高レベルに達しました。
極圧性は完全にオーバースペックながら、完全な塩素無使用と固形添加剤無使用に拘った最強の自転車用マルチパーパスなオイルです。
BORED製品の取扱DELAERショップも更に増え、お求めやすい環境となりますのでゼヒこの最高の組み合わせをお試し下さい。


2014/02/19

真冬なので当たり前なのですが、寒いし釣れないので釣りに行く気がしない。
なのでこんな緑豊かな山の中の池画像を見ながら妄想にふけっています。
ここ最近は日中お預かりの作業を進め、夕方過ぎから打ち合わせに外出し、戻り次第オイルの調整やホームページの構成を考えたりの毎日。
結局オリンピックもたいして見れず、朝方帰宅した際にちょうど良いタイミングだと見てみたり。とそんな毎日で少し気分が滅入っています。
そんな本日も残業しながらお預かり作業の樹脂接着を行いつつ、PC前でホームページのデザインに行き詰まったところで格安現実逃避。
いつもの千葉房総をグーグルマップで拡大しながら行った事のない野池を探しては微妙に興奮しています。
早く夏が来ないかなぁ。基、早く梅雨が来ないかなぁと極寒のBORED店内にて。
さて、オイルの調整を30分だけやって帰宅しましょうか。

2014/02/18

本日も残業して新オイルの調整中です。
とにかく凄いですね、今回は全てを見直して業者と打ち合わせを重ねた甲斐があると言うか、良い業者と材料に出会う事が出来ました。
何が凄いかと言うと油膜の強度や寿命がハンパないです。雑に言うと100%化学合成オイルは基本的に安価な鉱物油や粗悪な半化学合成と比較して、価格相応にそれなりの油膜強度を持っていますが、BOREDオイルはその中でも群を抜いた油膜強度です。
良くチェーンオイルで言われる事ですが、注油するとチェーンの摩擦音が消える。これは正直何の判断基準にもなりません。注油直後はある程度粘度のあるオイルであればそれ自体がクッション剤となり摩擦音は消えます。逆に言うと粘度の低いオイルを注油して摩擦音が消えるかどうか、そしてその効果がどれほど続くか、これが重要です。
良く誤解されがちですが、過去の製品を含めBOREDのオイルはチェーンオイルではありません。元々はチューニング対象としてベアリング向けに製作し始めた物です。ただ、精度が均一化されたベアリングだけではなく、常に外気や異物に触れ摩擦の一番多い単純乱雑なチェーンやスプロケットに使用し、ある期間効果があればそれは一つの判断材料として良いオイルと言えるでしょう。その判断基準としてチェーンを始めワイヤーなどにも使用し効果を確認して来ましたので、BOREDオイルはマルチに使用可能なオイルと言うのが正解です。
そして今回から採用した粘弾性添加剤。これもULTIMATEはそのベースオイルの粘度を損なわない様に最低限度を、VERSATILEにはベースオイルの粘度を更に補助する意味での最大限度を、それぞれ特性に合わせて効果を発揮出来る適量を配合しています。この物理的特性は素晴しく、粘弾性が潤滑を妨げる事は一切ありません。特に最低限人間の体重が載っている自転車では荷重がかかるとスムーズに加速を続けるイメージです。なので、ラジコンやリールなどのミニチュアベアリングには適していないでしょう。
と近日発売となりますULTIMATEとVERSATILEにゼヒご期待下さい。これを書いている今、何度洗っても手がまだ油っぽいままです。

2014/02/17

このところ作業の合間に日々没頭している案件が2つ。
まずは近日発売の告知が出来るでしょうBOREDの新オイルULTIMATEとVERSATILEの最終調整テスト。
そして4月を目処にBOREDのホームページを一新するに当り、HTMLやらFLASHやらを書いています。それに問題の多いサーバーの移転やショッピングカートの移転などWEB関係を諸々と。
日中は当然お預かりの作業に費やしているので、上記どちらの案件も基本的には残業して深夜に行なっていますが、なんかデスクワークに集中していると息が詰まりそう。
そんな本日も間近に迫った発売に向け地味な作業をしています。
ただ心配なのは、数日前に届くはずだった宅急便関係が本日まとめて届いた事。先日の大雪で運送事情も大幅に遅れているのは承知していますが、また明後日辺りから雪予報が。
ぶっちゃけオイルに貼るデカールがまだ届いていないと言う事実。大丈夫でしょうか。

2014/02/13

BOREDでは昨年末より引き続き、2014年春より新たにBOREDオリジナル製品をお取り扱いいただける販売店を募集しています。
既存販売店との地域的バッティングの無い地域を中心とした募集とさせていただきます。
都内に関しましては下町方面及び多摩方面のみとさせていただきますが、その他地域に関しましては基本的に制約はありませんのでメールにてお問い合わせ下さい。
尚、勝手ながら実店舗として営業されているメンテナンス設備が整ったお店のみを対象とさせていただきます。ネットショップのみの展開やディスカウントショップ量販店などは対象外となりますのでご了承下さい。


先日お伝えしました通り、近日中にBOREDの新オイルULTIMATEとVERSATILEが発売となります。
今回は地味に初めてオイルに名前を付けました。BOREDがオリジナルオイルを販売開始してからの10年で初めての事です。そのくらい製品に満足しており、意気込みを表す意味での命名です。
さて、ULTIMATEは「究極」と言う意味の通り、低粘度となりレースやコンテスト使用を前提とした内容になっています。一方のVERSATILEは「万能」と言う意味となり、より耐久性や長期寿命を意識したストリートやユーティリティを前提とした内容となります。
個々にベースオイルの粘度はもちろん、各種添加剤の配合率も変えてありますが、基本的には同一材料となりますので2つを混ぜてお好みの粘度にカスタムする事も可能です。
そしてこのULTIMATEとVERSATILEを使用する下処理剤として、今回新たに「RUSH COAT」を同時発売します。
これは使用するパーツへの洗浄効果と共に特殊な添加剤のみを配合し、使用後には完全揮発しますが特殊添加剤成分のみが残ります。
粘度が非常に低い溶剤型なので物理的浸透力優れ、予め添加剤を反応させておく事で更なる効果を発揮します。
希釈剤ではありませんのでオイル自体の粘度調整にはお勧めしません。
以上の3点が近日発売予定となりますので、ゼヒ過去最高のグレードとなる新オイルにご期待下さい。
ついでとなりますが、今回上記の発売からBOREDの店頭での直接販売が中止となります。
お手数おかけしますが、BOREDのWEBSTOREから通販にてご注文いただくか、BORED取扱DELAERにてお求め願います。

2014/02/11

以前より何度もお伝えしています通り、4月から一部業務内容の変更を行なうに当りBOREDは基本的にメーカー業務を主とする形態となります。
その記念すべき第一弾製品として画像の新オイルを2種類発売致します。
限定生産品を除く過去のBOREDオイルは常にマイナーチェンジを行なって来ました。BOREDが提唱する極圧性と油膜性を重点に置き製品開発を行なって来ましたが、今回から新たな試みとして全てを一新したオイルをデザインしました。
今までと同じターゲットとなりますが、ベースオイルも各種添加剤も品質や種類が異なります。
当然ながらベースオイルは100%化学合成を使用し、有害な塩素や重金属を含む固形添加剤は一切使用していません。
加えて今回から更に油膜の吸着強度を上げるべく、化学的にも物理的にも過去最高の性能となる添加剤を2種類添加しています。
以前は極圧性を最重要視して来ましたが、やはり1000kg前後の極圧性で十分補えており、それ以上は完全に無駄なスペックでした。
それよりも油膜性の強度を更に上げる為に、もっと突き詰めた分子間での強固な吸着を実現し、更に重力や遠心力の影響を最小限に止める物理的な効果を加えました。
今回のULTIMATEとVERSATILEは以前BOREDが限定発売した脅威の性能を誇るBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTを性能的に越えています。
これは極圧試験機でのテストだけではなく、BORED独自の工作機械を用いたテストでも実証済みとなり、現在はライダー等の実走テスト段階となります。
詳細は追って後日お知らせさせていただきますが、今回よりBOREDの店頭では直接販売を行ないません。上記詳細時と同時にお知らせ致しますBOREDの2014年DEALERショップにてお求めいただくか、BORED のWEBSTOREから通販としてご注文いただく形式となりますので予めご了承下さい。
また、先日海外向けに発売しましたLTRとHVSとは全く異なるオイルとなります。こちらは完全に海外向けに製作した物となりますので、一部添加剤は重複しますが基本的にはベースオイルも含め全く別のオイルとなります。
取り急ぎ近い将来には具体的な発売のお知らせが出来ると思いますので、ゼヒBORED史上最強のオイルにご期待下さい。

2014/02/08

本日2月8日は悪天候につき臨時休業致します。
明日の9日は日曜日につき定休日となりますので、10日の月曜日より通常営業となります。
ご迷惑おかけしますが何卒ご了承下さい。

2014/02/07

本日閉店後は久しぶりに舎弟のEFFECTノッチ号をチューニング。
明日はCYCLO CROSS TOKYOなんですが、ノッチも前回の湘南で優勝しちゃった勢いでまた狙っているみたいです。
早速前後ホイールのチューニングを行ないましたが、結構酷使された感のあるハブにも関わらず日頃のメンテのお陰でチューニングも楽に済みました。
今回はカップとコーン部分に予め特殊な処理を行なっており、使用したオイルも先日限定販売し完売となりましたLFUL SP OILを使用しました。シクロクロスの様な過酷な環境でもこの驚く程高回転なチューニングを維持する事が出来、尚且つ油膜の耐久性も他とは比較にならないレベルとなります。
明日はあいにくの雪予報ですが、荒れてくれるとレースとしては面白い。ただ、レース観戦は防寒防水仕様でないと死にますよ。
明日はノッチの応援宜しくお願いします。

本日より正式に出荷を開始致しましたBOREDの海外向けオイルLTRとHVSの2種類。
台湾や香港などアジア圏を皮切りに取扱店も続々と増えています。
このLTRとHVSに関しましては国内での販売は行なわず、海外のみでの展開となります。
お問い合わせは代理店のCYCLE NINJAまでお願い致します。

6.4LV8のHEMI、良いですねぇ。もちろんFORDもGMもそれぞれパフォーマンスエンジンを出している訳でどれも甲乙付け難い。
今や国産はエコカーラッシュ、欧州ではクリーンディーゼル、アメリカもそれにならってエコブーストなども流行っています。
現在では排気量を大きくしなくてもそれなりに馬力も有り速い車が存在しています。アメリカでのちょっとした車はV6の3リッター前後が主流なんじゃないでしょうか。
そんな時代なのに今でもしっかりと排気量の大きなV8が人気であって、流石マッスルカーやピックアップトラックを作って来た国です。
個人的に車が好きなんですが、時代遅れのガソリン車V8にしか興味がありません。エンジン自体を見てもカッコイイ。そしてデカければデカいほどカッコイイ。最低でも350、欲を言えば383や454辺りが良いですね、排気量は5.3〜7.4L辺りでしょうか。
この分厚いトルク重視のエンジンを今時頑強なだけでクソ重いラダーフレームに載せて走る。燃費はリッター5kmも走ればOK、だけどタンク容量は100L以上とか。馬鹿ですね。
これはBMXにも通じる事で、MILSPECの4130パイプを使ったり各所に熱処理を行なってガチガチのフレームにしたり。シナリとか本気で考えてません。確実に時代が止まっている。それでもバテッド処理やCNCによる肉抜きなどでだいぶ軽量化されて来ましたが、でもまだガッチガチ。本気で乗るなら手首と背筋は鍛えておくべきでしょう。
アメリカが好きかと言われると色々な要素があるのでハッキリとは答えられませんが、アメリカの商業文化は大好きです。V8やBMX、バスボートにディズニーランド、なんでも極端なところに魅力があるんでしょう。


2014/02/06

先日の記事に書きましたLOOKのカーボンフォーク。連日の低気温の為に樹脂が上手く硬化しません。と言うより硬化不良しまくり。
なので思い切って作業やり直し。
まずは折角巻いたカーボンと樹脂を旋盤で削り取りました。ついでにコンマ程度深めに削る事によりフェイスも仕上がります。
そして画像手前のブツ。なんと薄さ片側0.45mmのカーボンカーラー。内径25.6mmで外形26.5mmです。もちろん旋盤で削り出しましたが、怖いのなんの。いつバイトが食い込んで割れてしまうかドキドキしながら低速で切削しました。最後の突っ切りはカッターです。じゃないと割れてしまう。
これを先ほどのカーボンコラム根元に接着します。正真正銘フルカーボンリペアです。
最初からこの方法でやれば良かったんですが、このカーボンパーツ削り出しに正直自信が無かっただけです。
ちなみにこのパーツを同寸法のアルミでやろうとすると間違い無く「クシャ」となります。

2014/02/04

東京でも雪となりました本日、この数日前からの暖かい内に樹脂関係の作業を集中して行なって来ましたが、本日の雪と低気温でまたペースダウン。
画像の他にカーボンフォークのリペアを3本同時に行なっていますが、この画像のLOOKはもう最終段階と言う所でした。
症状はクラウンの受け部分が痩せてしまい受け自体が手で抜ける状態につき、画像の様にハイモジュラスカーボンのテープをちょうど良い幅にカットしてから巻いています。それをエポキシ樹脂で固めて行く訳ですが、気温が低いと中々硬化が進みません。このフォークもあと1回エポキシ樹脂を塗布するだけでしたが、この気温だとあと数日はかかりそうです。
樹脂で固めたカーボンを基準よりも厚く積層し、完全硬化後に旋盤で26.4mmに合う様に切削し完成となります。
明日の定休日も休日出勤になりそうな予感。

頭の悪い自分は常に極論で物事を解決する事があります。
物事は全てが自己責任の上で成り立っていると、何があっても「命があるだけマシ」と言う考え方。チョンマゲ時代なら切腹だぞと自分に言い聞かせる。
この数日テレビのコマーシャルやドラマの内容でクレームが続いていると。じゃ見なきゃいい、見せなきゃいい。単純な事。
さて、子供の頭にボールが当たったと言う事例が1件あるだけで、その公園ではキャッチボールもサッカーも禁止になり、子供がジャングルジムから落ちれば遊具全てを撤去したただの広場にしてしまう。ボール遊びも遊具もない公園で子供は何して遊べと言うの。
これはそもそもその親が行政にクレームを付けた結果でしょう。完全に人のせいにしている。
自分が子供の頃は普通に地上波でオッパイとか見せてましたよね?その頃の親は倫理的にも教育的にも良くないと判断すれば自己責任でチャンネルを変えていたはず。今は残念ながらオッパイにモザイクがかかる時代。
今の様に全てを他人のせいにして、クレームを付けた事で解決したと錯覚している。それを見て育った子供は更にそれを真似する様になる。自己責任と言う物を教えていない。
チョンマゲ時代は例え不可抗力であったとしても自分が絡んだ結果であれば切腹ですよ。