2015/01/23

既存お預かり中の作業です。
ハブはお持ち込みのCHRIS KINGを使用してホイール組とチューニング作業が完了しました。
これぞアメリカンな王道スタイルですが、重からず軽すぎずの重量&強度バランスで最高に良い組み合わせです。もちろんハブはPROFILEでもアリでしょう。
今回CHRIS KINGのハブチューニングに使用したオイルはベアリング部に新製品の247を使用していますが、プラス5%ほどABSOLUTEを添加しています。そして、リアにおいてはカセットボディのラチェット部にTHICK HEAVYを使用し同じくプラス5%ほどABSOLUTEを添加しています。
実は既にチューニング作業が完成していたのですが、あえて新製品の247を使用したく再度注油のみやり直しを行いました。
CHRIS KINGハブはどのモデルも内部の構造が特殊な為に、チューニングにもコツが必要です。特にBMXハブは一部パーツに擦り合わせ研摩が必要な箇所があり、これを行うと後々不具合の発生が抑えられます。
オリジナルのベアリングを使用している構造からカップ&コーンの様に驚異的な回転性能にはなりませんが、シールドらしい滑らかな回転ながらも加速時には確実な効果を実感していただけると思います。
後は年末に業者の手違いでやり直し中の塗装が上がって来ればパーツを組み付け各部の精度アップ作業を経て納品となります。
それにしても新製品の247、やはり使い易くて面白い粘度特性が病み付きになりそうです。