2015/03/30

BORED METHODの取り扱いDEALERであるDECADEWORKSへ依頼し、現在オーバーホールを含めたカスタム&チューニング中となる自分のリール。2009年モデルなのでもう6年愛用している事になりますが全く同じ物を3台持っていて先ずは一番状態の悪い1台お願いしています。
決して最新リールが気にならない訳ではないのですが、30年以上バスフィッシングを続けて来て今のスタイルに行き着いた結果、釣り方や使い方が限定されてしまっているので使い慣れた物を都度自分のスタイル用にカスタムして行く方が正しいと認識しました。
不器用な自分にはあの細かなパーツの集合体であるリールをバラすなんて事は出来ませんので、今回はDECADEWORKSへ依頼し、DECADEWORKSオリジナルオイルのB-10SLとBORED METHODのTHICK HEAVYなどを使用し作業していただいています。
ただ実はリールよりも重要な問題はロッドの方なんです。
過去に何度か自分のオリジナルロッドを製作した事もありますが、ロッド素材であるブランクにいつも悩まされています。市販のロッドにも好きな物が多くあるのですが、気に入ったメーカーのシリーズで揃え様とすると当然ながらモデル毎にブランク長さや太さが異なり、ハンドルやグリップ形状や寸法まで違ってしまいます。
上記自分のリールがそうである様にロッドもある程度同じ仕様でないとダメなんです。握った時や振った時の感覚が変わってしまうのが嫌で。かと言って使うルアーによってアクションやバワーが異なるので最低2~3種類のロッドは欲しい。こうなると結局自分で製作するしかない。
で、また問題。市販の自作用ブランクには求めている物が存在しない。有ったとしても長さや太さなどを妥協する事になる。
となると市販の気に入ったロッドを購入しわざわざバラして自分好みの仕様に作り変えるしかない。そうすればメーカーを問わず自分の好きな仕様や寸法を膨大な市場から選んで来れば良いだけ。仕上げの塗装やコーティングは自分で出来る。
なのでロッドカスタムと言うよりは、ほぼフルオーダーに近い物を自作するしかないんです。相変わらず面倒な性格と厄介な拘りの自分にはもはやこの方法しかない。
要するに自転車でもそうなんですが、複数の車体を所用していたとすると全て同じ寸法や角度でないと気持ちが悪い。例えば以前REW10WOKRSに依頼した29erもジオメトリーは自分のBMXを元に拡大させ、パイプ径も同寸法た物だし、もっと言えばグリップやペダルなども共通にしないと気になって仕方ない。

そんな訳でシーズンに向けてと言うか既に出遅れてしまった今年のバスフィッシング事情でしたが、先ずは上記方法で試してみた上で、いずれロッドはBORED METHODの取り扱いDEALERであるFRAGMENT FACTORYに依頼してみようかな。