2015/03/06

先日別注で製作したDECADEWORKSのリール専用オイルB-10SLを使って自分が長年酷使している09 ALDEBARAN mg7をオーバーホール&チューニングして貰う事になりました。
どうせならと言う事で流行のカスタムパーツも取り入れてみます。
と以前購入済みだったカーボンノブの事を想い出し、早速KRAKENを使ってチューニングしてみましたが、ハンドルもカーボンハンドルへ交換する予定だったので結果無駄なチューニングに終わりました。
さて、DECADEWORKSB-10SLですが、怪しいグリーンカラーとは裏腹にスペック的には非常に高性能なチューニングオイルとなっています。基本的にBORED METHODのKRAKENとは材料の配合率違いとなる兄弟オイル?なのでその高性能っぷりも納得していただけるでしょう。
KRAKENよりもほんの僅かに粘度を上げていますが、それでもかなりの超低粘度です。ではなぜ若干高粘度なのかと言うと、それは逆にKRAKENよりも添加剤の配合割合が高いからです。リール用と言う事で水辺での使用が前提となる為に2種類の添加剤をおよそ数パーセントづつ高配合としています。これはより油膜の強度を高める事を意味していますが、回転性能と油膜効果のバランスが一番良いのがB-10SLだと思います。もっと極端な超低粘度に特化したのがKRAKENで逆に更に粘度を上げて添加剤をてんこ盛りにした保護効果に優れたのがGORYATとなります。
そんな訳で自分の09 ALDEBARAN mg7も全部で3台ありますが、とりあえず一番状態の悪い物をDECADEWORKSでオーバーホール&チューニングし、更にカスタムカラーでペイントもお願いしています。その他にも軽量スプール、カーボンハンドル、高性能ベアリングなどカスタムパーツも同時にお願いするので、費用は概算で4万円近くかかりますが、今使用している使い慣れたリールがオーバーホール&チューニングされて自分だけのオリジナルカスタムペイントも加わるとなれば逆に安いんじゃないでしょうか?
最新の高性能リールは相場として4万〜7万円程です。使い慣れていない新たな意味不明機能満載のリールにこの金額を使うのであれば、逆に状態の良い中古を探し最低限のオーバーホール&チューニングをお願いすれば交換消耗パーツを含めても1〜2万円で済みます。
更に他人と差を付けたければ自分の様にカスタムペイントやカスタムパーツを依頼すれば良い訳ですし、かなりお勧めと言えるでしょう。
ちなみに自分は手の平に対して指が太く短いのでパーミング時に小さく握れると言う理由から09 ALDEBARAN mg7を使用しています。もう6年前のモデルですが、マグネシウムボディが最高に軽くギア比もハイギアなので今でも全然気に入っています。気になる強度は全然問題ありません。自分はヘビーカバー専門でエクストラヘビー以上で7ft以上のロッドにPEの45lb〜60lbと言うタフガイ仕様のセッティングで、フロッグ、ジグ、パンチング、バズしかやりません。上か下だけ。それでも決定的に壊れた事が2回だけ。もちろんそれもメーカーの純正パーツを使用して完璧に修理可能でした。別にアンタレスじゃなくても壊れないよと。
そんな6年落ちのリールを今回DECADEWORKSでオーバーホール&チューニングとカスタムを加える事で更に性能アップさせてみます。
完成はもう少し先になりますが、その際はこのBLOG等でアップしますので参考にしてみて下さい。リールのオーバーホール、チューニング、カスタムペイントはDECADEWORKSでまでお問い合わせ下さい。
さて、明日は某自転車メーカーと別注の打ち合わせ。かなり有意義な製品が作れるのではと今から勝手に盛り上がっています。のでその準備をしなければ。