2016/06/24

最近何故か非常に動きの多いBORED METHODの247オイル。
中高粘度でマルチパーパスに使用可能なBORED METHODで最強の油膜性と極圧性を誇るオイルです。
以前BOREDと言えばBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTと言われた ほど代名詞的だった赤いオイルが存在していました。たった数ヶ月で2000本を売り上げた脅威的な数字を見てもどれだけ需要があったかと言う判断にもなりますが、この247はBLOODY SYNTHETIC LUBRICANTの後継種となります。
粘度も添加剤も用途も大概が同じ内容ですが、唯一決定的に異なる部分はベースオイルです。BLOODY SYNTHETIC LUBRICANTでは100%化学合成エステルを使用していましたが、この247はノンポリマーの化学合成エステルとポリアルファオレフィンを採用し優れた剪断性を実現しています。
色味こそ赤くはないですが、それはコストの問題からあえて着色していないだけであり、内容としてはよりマルチパーパス性に優れた内容となっています。
摩擦や荷重に対する極圧性や減摩性にも非常に優れ、金属に対する油膜の吸着性もズバ抜けています。
明からさまに摩擦摺動している様なギア類、チェーン類、ワイヤー類はもちろんですが、比較的大径なベアリングなどでも十分対応可能な性能です。
グリスやオイルを適材適所で使い分ける事なく、全てをこれ1本で済ませたい場合においては有効なオイルと言えるでしょう。
ただし中高粘度と若干高めな粘度設定からミニチュアベアリングやメタルカーラーなどにおいては油膜粘度が回転抵抗となってしまう場合があります。それでも一般的なグリスと比較すれば当然ながらオイルの特性である流動性が勝っていますので、既存の潤滑油がグリスの場合であればお試しいただく意味はあるでしょう。
BORED METHODで統一している塩素系添加剤の完全無使用と固形添加剤の完全無使用は
当然ながら、実用レベルでプラスティックやゴムへのアタックも最小限に抑えている為に用途を選ばずにご使用いただけます。
引き続きご注文はBORED STOREまたはBORED METHODお取り扱いDEALER各店よりお待ちしています。