2016/08/16

この数日は不安定な天候が続いていますが、関東や東北では今夜から台風7号の影響で大雨の恐れがあるとの予報です。
さて、先日の夏季休業期間中にハイクへ行った際、午後から小雨が降り出し降ったり止んだりを繰り返しました。レインウェアを着る程でもないと思っていると時折激しい雨になったりと山や湖などの天候は常に不安定です。当日の予報もそうでしたが、天気予報が全くアテにならない状況も多く、常にアウトドアで使用する物には事前の対策が求められます。
今回は普段余り使用する事のない大容量のバックパックで出かけましたが、購入時の1年程前にBORED VITALのWRをミストしていました。個人的にバックパックのレインカバーを装着する事が好きではないと言う事もありますが、完全防水仕様のバックパックでない限り、生地自体の防水性や撥水性とは別に縫製箇所からの浸水が必ず起こります。いわゆるミシン目から水分が入り込んでしまうのですが、それを防ぐ意味で特に縫製箇所の上からは念入りにミストを行っていました。結果として画像の様に1年程前にミストした状態でもしっかりと撥水している事が確認出来ます。
撥水されていれば濡れた装備や衣服のままテントに入る事なく、手で払うだけで簡単に水滴を落とす事が出来て、しかも乾いた後に付着している泥や埃なども簡単い落とす事が出来ます。
BORED VITALのWRは対象物へ付着する物理的形状に優れた特殊樹脂を配合し、その特殊樹脂を繊維の奥に行き渡らせ付着させ、速やかに揮発する事で処理を短時間で行う事が出来ます。
材料から生産まで完全なメイドインジャパン製品として、海外性にありがちな過剰なプロモーションは行わず、海上ヨットレースや環境アセスメントなど競技や業務での使用にも実際に使用されている製品です。
GORE-TEXやeVENTなどの防水透湿素材への使用においてもほぼ透湿性を損なう事なく使用可能となり、上記防水透湿素材に使用されているレイヤードされた防水フィルムを侵す事なく生地表面を強力に長期に渡り撥水させます。
ブラックやネイビーなどの濃色素材への使用においても白濁させる事なく使用する事が出来ます。
BORED VITALのオフィシャルとしてナイロンやポリエステルなどの合成繊維専用としているのは十分な耐久性が認められる素材としての事で、その他の綿、麻、紙、木材、石材、レンガ、ゴム、ウレタンなどにおいても十分な効果が認められます。
注意点としてガラスや塗装面などの様にWRの特殊樹脂成分が表面へ付着または浸透し難い状態の物や、油分や他社製撥水剤などが予め付着している状態では完全な効果を発揮する事が出来ません。
使用方法としては上記注意点以外の事前に通常洗濯され完全乾燥した状態の対象物から10cm~15cmほど離れた距離からミストを行ってください。市販他社製品とは異なり、霧状に振り掛けるのでは無く、対象物に染み込ませるイメージでシットリとする位の量を目安にミストを行います。ミスト後は天日または陰干しで10分から20分ほど自然乾燥させますが、湿度が高い場合などはヘアドライヤーなどを使用して遠目から送風で乾燥させ、完全乾燥すれば完了です。
BORED VITALのWRはアウトドア全般用としてハイキング、フィッシング、サイクリングなどアクティブなシーンをメインターゲットとして、通勤通学などのデイリーユースでもご使用いただけます。
引き続きの買い求めはBORED VITALお取り扱いDEALER各店またはBORED STOREよりお待ちしています。