2016/11/07

BOREDのMETHOD及びVITALお取り扱いDEALERである10minutes別注グリスはソルト対応としてLDGやTHGよりも高粘度化させ汎用粘度のグリスとして限定生産しましたが、現在BORED METHODでは新たな試みの低粘度グリスをサンプル生産しています。
LDGやTHGの様に超低粘度なグリスではありませんが、あくまでも目安としては低粘度をターゲットとしています。
非常に油分が多く滑らかな質感のLDGやTHGは例えるとハチミツの様な印象となりますが、今度のグリスは油分が多いながらも密度が高く比重の重いグリスを想定しています。
これは密度が高い事によりオイリーな性状よりもクッション性やディフェンス性を得る事が出来るので、結果的に低粘度ながらも極圧性と減摩性に特化した高トルク対応グリスとしてラインナップする予定です。
もちろん今回の材料として特注した極圧添加剤を最大限配合していますので、サイクルユースであればボトムブラケットやヘッドセットなどの荷重を重視するベアリング、そしてステムやポストなどの組み付けトルクを必要とするパーツにも非常に有効となります。
フィッシングユースの場合はやはりジギングやビッグベイトなど想定ルアーが100gを超える様な状況下や、ヘビーカバーなどでのフロッグやパンチングなどフルフッキングのトルクを受け止める様なシチュエーションでのリールにこそ最適となります。
近日中にはBOREDお取り扱いDEALERの数店でサンプルテストを行っていただき、年内には発売を予定しています。
BORED METHODのオイルで言えば247やBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDに相当する最高クラスに位置するグリスとなりますので是非ご期待いただければと思います。