2014/03/11


今年に入ってから某社と打ち合わせを重ねているBORED VITAL DIVISION最初のプロダクトとなるバッグパック。
画像はラフスケッチの指示書と言うかイメージを伝える為のもの。久しぶりに方眼用紙を買いましたw
さて、このバッグパックですが、当初の予定から素材を大幅に見直しています。と言うのも当初はUL系いわゆるウルトラライトファブリックを想定していたのですが、UL系のターゲットは登山です。BOREDの場合は登山だけではなく、むしろオールマイティ。登山での使用、自転車での使用、釣りでの使用、探検での使用、街中での使用です。そこで軽さは極力取り込みながらも同時に耐久性が必要な部分は排除せずにメインファブリックを見直す事で実現可能になると確信。
基本的には相変わらずのミルスペック系ファブリックをメインに、強度を必要としない部分や裏地的な箇所にあえてUL系素材を使用しています。随所には登山に使用するトレッキングポールやテント類はもちろん、自転車規格のドリンクボトルや普段使いのペットボトル、釣りに使うパックロッドやカヤックの分割パドル、そして探検の藪漕ぎに使うマチェットなどを使用目的に合わせて無理なく装着出来る様に配置したコード類やハーネス達。ユーティリティ性も重視して市販のポーチ類に対応するモールも当然備えています。そしてもちろん防水仕様。
色はずばりブラック一色。でも使用ファブリックの質感違いから市販のノッペリとした単調なブラックにはなりません。
X-PACやCUBENなどのUL系ファブリックは決して否定しませんが、用途が不確定な場合はいくら強度があると言っても最善では無い可能性がある。なら使用しません。
そうは言っても市販の有名メーカーの同サイズバッグパックよりは遥かに軽量に仕上がる予定ですのでご安心下さい。
国内の某社依頼の100% BOREDデザイン。ハンドメイドで強靭に精度良く仕上げて行きますので、以後随時アップして行きます。