2014/05/16

現在BORED METHODの既存オリジナルオイルについて簡単ながらパフォーマンスマップを作ってみました。
マップのヘキサゴン外側は数値が多いまたは高い事を示しています。
このマップからも分かる様にBOREDの自転車用としてのラインナップであるULTIMATEとVERSATILEは荷重、衝撃、摩擦による対策を考慮していますので比較的マップの左側寄りの性能となっています。
それに対して昨日発売しましたニューラインナップの3種は回転や潤滑を意識しているので比較的マップの右側寄りの性能に特化しています。
中間と言う訳ではありませんが、スケート用のFORWARDはその中でも特殊な位置付けのオイルなのが分かります。完全にオーバースペックな自転車用に迫る極圧性と耐久性ながらも浸透性や潤滑性も飛び抜けています。
このマップはベースオイルの粘度と割合、極圧試験機による極圧数値と旋盤を使用した特殊な試験を元としてBORED独自に算出しています。
そして肝心な事ですが、上記5種類のオイルはいずれも混ぜる事が可能です。
例えばVERSATILEとPHASEを同比率で混ぜれば上記マップで言うところの中間的な位置付けのオイルが出来ます。減粘と増粘が自在にカスタム出来る上に、それぞれの特性が影響するので数値や試験では狙えない様なオイルも作る事が出来ます。
BOREDのオイルは対象物として金属全般となります。その他プラスティックやカーボンなどにはBOREDオイルの特徴としての効果がありません。金属に対しては全てを混ぜて使用する事も可能となりますのでジャンルレスにお使いいただく事が可能です。
ゼヒBOREDオイルの購入時に目安として参考にしてみて下さい。