2014/10/27

すっかり予定よりも遅いアップとなってしまいましたが、中々上手く素材感を撮影出来ず差し当たりメインシルエットのみアップしましたのでテキストと併せてご覧下さい。
防水性を考慮したロールトップ形状で容量を35リットルとした汎用性と各所に機能性と拡張性を持たせた軽量防水のアウトドア全般に対応するバックパックとなります。
メイン素材はUL防水素材のエクスパックを使用し、その特徴となるダイアモンド型の繊維目に加え更にクロス目のリップストップが加工されたレアな素材を使用しています。
ボトムへは各国の警察や軍隊で採用されているバリスティックナイロンの軽量バージョンを使用し、摩擦や突起などから強力にボトム付近を保護しています。
両サイドに配置したポケットはULセイルクロス防水素材のスピンネイカーを使用し、素材自体の張りと滑り特性に優れた軽量素材を使用する事で頻繁な荷物の出し入れ時にも劣化を防ぎ、一般的なメッシュ素材よりも実用耐久性を確保しています。
背面パッド部は上下だけではなく左右への調整も可能となるRESISTANTが水面下で開発していたV.A.B.S(ベンチレーテッド・アジャスタブル・バックパネル・システム)を本家よりも一早く搭載し、ベントレーション機能を持たせメッシュ素材を多用しながらもエクスパックも併用する事で軽量かつ頑強な仕上げとなっています。
この背面パッド内にはソフトな樹脂製のトーションバーを内臓しており、フレームの概念とは異なり直立姿勢から前屈姿勢への変化にもしなやかに追従します。
更に背面パッド内のトーションバーに付随して、取り外しが可能なウエストベルトはバッグのボトムよりも低い位置で支えられる様にオフセットしており、アクティブな動作時において抜群の安定性を誇ります。
そのウエストベルトは取り外して単体使用も可能となっており、市販のポーチなどを取り付け出来る様モールやループを備えています。
バッグ前面を半分覆う様に配置されたポケットは安易に取り外しが可能なミルスペックメッシュを使用し、メイン気室の容量を侵す事なく濡れた物や汚れた物などを簡易的に収納する事が出来ます。
メイン気室開口部となるロールトップはバックルの連結位置を上下または左右へ変更可能な構造とし、サイドコンプレッションを兼ねたコードと併用する事で気室の容量変化に素早く対応する事が出来ます。
各所に配置したループやモールシステムを使用する事で更なる拡張性を持たせ、必要に応じて市販のスタッフバッグやポーチなどを追加しメイン気室の容量を侵す事なく外装品を増やす事が可能です。
その他にもボディ内に配置したシンプルな大型ポケット、ショルダーに装着したサングラスやライトの収納に便利なループ、ロールトップを開口する事なくメイン気室へアクセス可能な背面止水ジップなど、更にそれら以外にも最低限の重量増に止めたユーティリティ機能も満載しています。
バッグ本体へはPVCレザーにシリアルナンバリングをレーザーマーキングにより施したオリジナルのネームタグとドライカーボンパイプにレーザーマーキングを施したオリジナルの持ち手を取り付けています。
軽量目的だけをメインとしたUL防水素材の使用では無く、その中でも比較的頑強さと拡張性に重点を置いて製作しました。
受注開始は10月末までに開始となりますが、追って告知致します11月15日と16日に予定している展示会場にて是非実物をご覧いただければと思います。画面からはお伝え出来ない素材感と重厚さを感じていただけると思います。