2015/10/29

以前にもお伝え致しましたが、BORED VITALのWRを使用した裏技として、防水撥水だけでなく防汚においても効果が認められました。
こちらは付随する効果としても十分な実力となり、現に提携する製造業者側でのテストにおいても確実な効果が実証されています。
その防汚効果として泥や砂などの付着防止効果があります。特に水分を含んだ泥や雨の後に付着している砂などにおいては誰でも実感出来るレベルだと思います。
泥に関してはオフロードやトレイルなど向けのタイヤやソールへ事前にWRをミストしておく事で確実な付着防止または安易に剥がれ落とす事が確認出来ます。
シクロクロスのシーズンや紅葉などアウトドアのシーズンを迎えた事もありますので下記に使用方法をご説明致します。
先ずは必ず通常の一般洗剤などでタイヤやソールを洗浄し、完全に乾燥させた状態からWRをミストしてください。油分などが付着しているとWRの成分がキチンと付着しない事があります。全ての対象物におけるWRの使用においては、対象物がシットリとし色が変わる程度を目安にしっかりとミストした後に完全乾燥させる事がキモとなります。
その後は通常どおり使用してください。長時間の摩擦が加わると効果は落ちて来ますが、意外とその効果も長持ちする事が分かり、特にオフロードでのバイクレースなどにおいてはタイヤへの泥付着率が目で見て分かるほどに違います。もちろんタイヤのブロックパターンをはじめ形状や寸法など様々な要因は関係して来ますが、レースシーンなどにおいてはミストしておく事で泥の付着によるコントロールミスや重量増加の防止効果としても損はないはずです。
また、トレッキングシューズやトレランシューズのソールへミストする事で、毎回ソールパターンが埋まってしまうほどの泥の塊が付着する事が無くなりました。もちろん泥自体は付着していますが薄く全体が泥にまみれている程度で、泥の塊がソールを埋めてしまう様な事が無くなった事です。
個人的にカヤックでの釣りにおいてこれからの季節はadidasのTERREX GTXを多用します。素材自体はGORE-TEXなのでそもそも表面上は防水されていますが、ソールにおいては毎回泥の付着がかなり激しく、釣りに行って帰って来るとレンガの様に固まった泥が事務所内のアチコチに落ちています。実は先月位からそんな状態だったので既に実践しています。更には真冬になるとTEVAやSORELなどの出番が多くなりますが、こちらは更に強力な泥の付着状態です。
これらを回避する為にシューズやブーツの表面へミストしたついでにソールへもミストを行っておく事で、気が付いたらそんなに汚れていなかったと思う事が多くなると思います。これらはカヤックやボートへ乗り降りする際にも常に確認出来るので、ボーターへもお勧め出来る使用方法です。
本来の防水撥水効果まで劇的とは行きませんが、これから雪や霜をはじめ枯葉なども混じる事が多いシーズンを迎えるに当たり確実に重宝するWRの効果となりますので、一家に一本玄関先に常備しておいていただきたいアイテムです。
そして雪への効果もかなり良い結果が出ていますが、こちらはまた後日お伝え致します。
余談ですが参考までにadidasのTERREX GTXシリーズはトレッキングシューズとしては最高だと思っています。岩場などでは更に強靭なブーツが理想ですが、トレランシューズとマウンテンブーツの中間的な強度とソールは非常に快適で、シリーズのバリエーションが多い事も特徴です。とは言え今やMONTRAILが好き過ぎて種類が増えてしまった為に山での出番はなくなりましたが、夏の終わり頃から冬までの釣りには毎回使用しています。
と言う事で引き続きWRのご注文は在庫補充が完了したばかりの今の内にBORED STOREまたはBORED VITAL取り扱いDEALER各店にてお買い求めください。