2016/05/27

先日もお知らせしました通り今年は改めてバッグの生産を開始します。昨年より準備や段取りを行って来ましたが、先ずはデイパックをリリースする予定となります。
オーソドックスなデザインのデイパックではありますが、これにはベースとなるブランドのプロダクトが存在しており、そのシルエットをベースにファブリックやパーツをカスタマイズしBORED VITALのオリジナルデザインで仕上げています。
今回の生産は国内の老舗ブランドであるTAUECHEに依頼する事となりました。自分が子供の頃のデイパックと言うと周りの大人達が使用しているのを見かけていたブランドですが、海外メーカーのデイパックが続々と登場した現在になっては数あるバックメーカーの一つとなってしまいました。
BORED VITALとしてデイパックを生産するならTAUECHEに依頼したいとの個人的な思いも含め昨年より準備を進めて来た経緯となります。
一般的なデイパックは容量が18L〜22L程度の物が主流となりますが、BORED VITALでは容量を28Lで設定しています。これは特に男性が使用する場合においてバッグが小さく見えてしまう事を避ける目的で設定しました。
デイパックはシンプルであるべきと考えています。そうでなければ登山で使用する様なテクニカルバックパックを使用すれば済む話です。かと言って市場に流通しているバリエーションを見ると定番カラーが定着している事もあり個性に欠ける部分があります。それならばミリタリー系では無くハンティング系のファブリックを使用して個性を出そうと言う考えで、BORED VITALの定番とする意味でもMOSSY OAK社のSHADOW GRASSカモを使用する事になりました。
もちろんバッグに使用する為にはタフな素材でなければなりません。そこでバッグでは定番のコーデュラナイロンを使用しボディは500D、ボトムは1000Dのバランスで生産する事としました。MOSSY OAK社のSHADOW GRASSカモでコーデュラナイロンの物は国内流通していない事から、ハンティング王国のアメリカから取り寄せて使用しています。
全体的にはSHADOW GRASSカモ以外は全てブラック素材を使用し、開閉時だけに見えるジップ部分のみビンテージゴールドを使用していますが、そのイメージとしてハンティングウェアやワークウェアのリベットやジップをターゲットとしています。
そのデイパックにはメーカーであるTAUECHEのワッペンが縫製され、サイドポケットにはオリジナルデザインの証としてBORED VITALのタグが縫製されます。
今回のデイパックは国内でハンドメイド生産されている事から大量ロットで生産する事が出来ません。限定生産品ではありませんが常に大量生産出来る供給体制ではない事から都度ロット毎の入荷となります。
画像のこのロゴにピンと来た方には是非ご使用していただきたいデイパックですが、只今サンプル製作中となりますので、近日中には実物をお見せ出来ると思います。