2016/07/06

先にお伝えしましたBORED METHODから数量限定発売となります2016年バージョンのBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDですが、先ずは発売に至る経緯をお話したいと思います。
先日納品しましたBOREDのMETHOD及びVITALお取り扱いDEALERであるtempra cycleオリジナルPURPLE HAZEオイルは潤滑及び回転をターゲットとした低粘度の決戦オイルとして別注生産させていただきました。
このPURPLE HAZEの別注生産企画がきっかけとなり、その真逆となる極圧及び減摩をターゲットとした高粘度の究極性能オイルを製作したいと考え、それならば数年ぶりにBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDを復活させようと言う事になり同時進行で製作を行っていました。
この2016年バージョンのBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDは先にもお伝えしました通り、単なる高粘度の極圧減摩オイルではなく、シンプルな構成ながら添加剤配合比を50%まで高めた究極の極圧減摩性能となっています。更にその添加剤は新たに採用した最高品質の植物由来の成分を化学的に合成し安定化させた物となり、同じ化学合成油よりも油膜の耐久性に優れた特性を持っています。
この厳選された最高品質の添加剤が約50%配合され、加えて物理的吸着性能を向上させる粘弾性添加剤やその他の化合物も数%添加している為に実質的には50%以上が高性能な添加剤で締められていると言うオイルです。
もちろんベースオイルは剪断性と温度変化に優れた100%化学合成ノンポリマーエステルのみを採用した事で、焼き付きなど油膜切れ直前で起こるスラッジの発生や高温下によるオイル垂れを極限まで抑える耐久効果では最高の性能となります。
カラーはお馴染みの赤系にて調色していますが、過去モデルよりも若干濃い色の透過率となっています。
2016年バージョンのBLOODY SYNTHETIC LUBRICANT REVISEDは正に現時点でBORED METHODが生産出来る究極の極圧減摩オイルと言えるでしょう。もちろん巷で話題の某社の様に塩素系添加剤は一切使用していませんのでご安心を。
さて、ではナゼ数量限定生産なのかと言う事になりますが、これは単純にコストの問題です。こんな最高品質のみを使用し高配合したオイルは常に生産出来ると言う訳でもなく、既存最高ラインナップの247と同価格とした事により利益を抑えながらも発売するべきタイミングと考えたからです。
これから本格的な真夏を迎えるに当たり、焼き付きや油膜切れを起こしやすい高温下や高湿度下において一番効果的なタイミングと言う点もありますが、冒頭のPURPLE HAZEと使い別けが出来ると言う意味でも面白い展開と考えたからで、BORED METHOD現行製品のLIGHT DUTYとTHICK HEAVYのコンセプトを再現出来た結果となりました。
発売は7月11日より順次デリバリー開始となりますが、本日7月6日より受注を開始致しますので、是非お早目にBORED STORE及びBORED METHODお取り扱いDEALER各店へお問い合わせください。