2017/02/16

BORED METHODのルーツとなりますサイクルユースでのオイル&グリスについて、以前からパーツ毎の使用箇所などはBORED BLOGなどでお伝えして来ましたが、改めまして車体全体イメージでお伝えしたいと思います。
車体の代表イメージとしてパーツ点数の多さからROADを選んでいますが、PISTでもMTBでもBMXでも同様の解釈となりますので参考まで。
画像の左上に記載の様に競技向と日常向としてそれぞれ色違いで記載していますが、もちろんその他でも使用する事は可能です。あくまでもメーカーオフィシャルとしての推奨につき、極端な場合であればトラック競技での決戦用PISTをKRAKENやLIGHT DUTYのみで仕上げる事も出来、その実績は既に過去の実例として得ています。
競技向としては国内の一般的な走行条件及び路面条件として数日程度の使用においての油膜寿命や油膜耐久を約束する物としていますので、真夏の豪雨の中でのレースや高湿度でウェットなマッドシーンなど極端な場合は例外となります。
日常向としては常識の範囲内での走行距離と天候を前提に、季節の変わり目となる年4回を目安にキチンとした分解調整及び脱脂洗浄の上で適正に組み付けた場合を想定しています。
これら条件において決して油膜寿命や油膜耐久が不足する事は無く、極圧数値を越える様な破損に繋がる焼き付きなどが起こる事は考え難いと思います。
ユーザー個人でメンテナンスされる場合においてはケースバイケースで上記の赤文字と青文字を入れ替えてみたりしながら1シーズンをスムーズに走行出来るベストセッティングを探してみるのも良いかと思います。
BOREDが立ち上げ当初の2003年からメカニック業を廃止するまでの2014年においては、当然ながら当時のBOREDオリジナルオイル&グリスを使用して上記画像を目安にメンテナンスして来た事は当時のお客様ならご存知の事でしょう。
その当時と比較して現在のBORED METHODオリジナルオイル&グリスは更に性能がアップしています。BORED METHODがコンセプトとしているオイルの金属に対する吸着率を示す油膜性能とオイルの摩擦に対する存在率を示す極圧性能は今も変わりなく継続し、更にバランス良く設計されていると言う事です。
キチンとした分解洗浄を行った上でBORED METHOD製品のみをバージン状態で使用し、パーツの延命はもちろん摩擦の低減効果によるスムーズな回転及び潤滑と強靭な油膜吸着によるランニングコストダウンを実感していただければと思います。
2月に入り特にサイクルユースでのご注文が増えて来ました。本格的なシーズンインの前に是非メンテナンスにお役立ていただければと思います。
ご注文はBORED STOREまたはBORED METHODお取り扱いDEALER各店にてお買い求めください。