2017/09/08

敢えてMUTHAFUCKINBOREDでありMOTHER FUCKIN BOREDと表記しないのは説明するまでもない事ですが、確か2008年〜2009年にファーストモデルを発売してから毎年の様に数回の追加生産や復刻生産を行って来た、BOREDではダントツの売り上げを誇るオリジナルTシャツでした。
当時シングルスピードを主体としたサイクルワークショップとして営業していたBOREDは現在もMETHODとして継承しているオイルやアパレルをショップオリジナルアイテムとして生産し、当時のサポートライダーであったHAL、SINO、YUGO、MORI、YOUなどの世界的にも名の通ったシングルスピードライダー達により、CMWC、ECMC、X-GAMEなど海外のレースなどでも愛用され、それにより更に世界中の有名ライダーやスケーターをはじめ、サイクルレースやサイクルイベント、各地のローカルなどでも多く目にするTシャツとなりました。
そんなMUTHAFUCKINBOREDTシャツも世代交代と言いますか、2013年頃からストリートサイクルブームの衰退と共に徐々に知名度も落ちて行き、そんなタイミングでMUTHAFUCKINBORED-Tシャツの再生産も自然とフェードアウトとなりましたが、個人的にも無地TシャツやワンポイントTシャツを着る機会が多くなり、今時派手なグラフィックTシャツって言うのもどうなんだろう?と意識する事すら無くなりました。
2014年に業務変更を行ったBOREDはサイクルワークショップを完全廃業し、2015年から正式に現在のBOREDとしてMETHODとVITALの2ブランドでメーカー業務主体となりましたが、それからのBOREDオリジナルTシャツは毎回基本的にオフィシャルロゴアパレルのみを展開して来ました。
先日発売したMonday Sucks-Tシャツは久しぶりにオフィシャルロゴTシャツ以外の展開となりましたが、ちょうどMonday Sucks-Tシャツの追加生産分が入荷したタイミングで、今回のMUTHAFUCKINBORED-Tシャツを入れ違いで発注しました。
いずれもAUTHENTIC SERIESとしてMETHODでもVITALでも無い、いわゆるルーツのBOREDを継承したシリーズとしてリリースしていますが、この9月上旬で現在のスタイルとなったBOREDの10周年を迎え、そして来年春にはBOREDの設立から15周年を迎え様としています。
アニバーサーリー感は敢えて出していませんが、実は前回のMonday Sucks-Tシャツと今回のMUTHAFUCKINBORED-Tシャツはそんな意味を含めたTシャツと言う事でした。
2003年に設立したBOREDも早いもので15周年を迎えようとしていますが、自分自身が没頭しているカルチャーやライフワークを中心とした、いわゆる遊びのメーカーとしてマスプロとは異なるガレージレベルとして展開して行く事が面白いと感じています。
BOREDは常にガレージメーカーである必要があり、机上の設計や企画では無い先ずは自分自身がユーザーとして意見を反映させた製品を展開するべきと考えていますので、今後も地味ながら継続してオリジナル製品の生産を続けて行きたいと思っています。
そんな簡単なルーツ的思い出を語ったところで、BOREDを昔から知っているユーザーも最近知ったユーザーも、ライダーもアングラーもハイカーもスケーターも是非AUTHENTIC SERIESのMUTHAFUCKINBORED-Tシャツをご注文いただければと思います。