2017/11/16

BOREDではMETHODVITALも両部門でOEM生産のご相談も承っています。
現在までにMETHODとして9社とのOEM生産にご協力させて頂きましたが、その中でも特に10minutesの探究心が止まりません。
10minutesは池袋のフィッシングショップとなりますが、リールメンテナンスに非常に力を注いでおり、自分が知る限りではキチンと全分解洗浄を行えるメンテナンスとしては恐らく日本一数をこなしているショップです。
もちろん淡水や海水を問わず対応してくれますが、何よりもその使用オイル&グリスに対する拘りが凄過ぎて既に別注生産として10GREASE10OILが存在している上に新たな別注生産オイルの依頼も頂いている程です。
「これ何とかなりませんかね?」やら「この部分にもっと油膜を残せない?」などハッキリ言ってソフトであるオイル&グリスの許容を超えた無理難題が中心で「それはハード側の問題でしょ?」とは答えながらも自分もと色々と業者を訪問してはアレコレと材料を物色しながら試行錯誤していたりします。
そんな10minutesの別注生産グリスとなる10GREASEはその象徴的なグリスとなりますが、マイナーチェンジして現行の真っ白なクリームチーズを思わせる特殊な粘性と粘度を持つ超高粘度&超耐久グリスとして既に絶大な人気となっています。
10GREASEは主にソルトを対象とした耐水性、高粘着、長寿命をターゲットとしたグリスで、非常に高価なレア材料と各種添加剤により今までにない耐久性を得る事が出来ます。
また、同じく10OILMETHODLIGHT DUTYをベースに更に油膜性や吸着性のみをパワーアップさせた低粘度オイルとして、主に淡水使用での摩擦摺動部全般に使用可能なマルチパーパスオイルとして開発しました。
例えばメンテナンスで言うとベアリングにはGOLYAT、ギアにはBSLG、レベルワインダーにはTHGなどの選択がオーソドックスなところですが、その他の間接部や擦動部には何を使用すれば良いのか?となるとLIGHT DUTYなのかTHICK HEAVYなのかと悩まれる場合があります。
その様な場合は10OILを選択する事でマルチパーパスに対応可能となります。
フィッシングリールの場合は常に水域での使用が前提となり、キャスティングをすると言う点でも油膜が流れ出し易い状況下にありますが、それらを前提に油膜性と吸着性のみをパワーアップさせた10OILはフィッシングリール専用のマルチパーパスオイルと言えるでしょう。
ちなみに誤解も多いのですが10GREASE及び10OIL10minutesオリジナル製品となりますので、お買い求めは10minutesまでお問い合わせください。
で、更に今サンプルテスト中なのが10GREASEのオイルバージョン的な物でして、もはやハードであるリールの構造や金属素材に問題がある点を何とかソフトであるオイルで解決出来ないか?と言うリアルに無理難題な宿題です。
そんな拘りを持つ10minutesでは日々リールメンテナンスを受付中となりますので、ゼヒ一度プロの手で蘇ったリール性能をお試し頂ければと思います。
もちろんその他METHODお取り扱いDEALERのKOYAMAN WORKS、Good Fellows、アカサカ釣具、Quattro Stagione、DECADEWORKSをはじめ各プロショップでもメンテナンスやチューニングを行っているショップは多数存在していますので、コチラ http://bored.thebase.in/blog/2017/08/22/123022 からご確認の上でお近くのMETHODお取り扱いDEALERフィッシングショップまでお問い合わせください。