2018/04/12

最近は敢えて一番粘度の低いKRAKENと一番粘度の高いTHICK HEAVYを混ぜ合わせた混合カスタムが気に入り常用しています。
KRAKENとTHICK HEAVYの共通主成分であるポリアルファオレフィン合成油は同じ特注品を使用しているので、元々の粘度違いだけで全くの同一素材となります。
もちろん各種配合している添加剤や化合物はオイルの特性により変えていますが、いずれもバッティングの無い事は当然ながら、シンプルで極端な粘度のオイル同士だけに相性が抜群です。
基本的に自分の場合はバスフィッシングでのベイトリールの場合、スプールを支える両端のスプールベアリングと、ハンドルノブ内のベアリングには、このKRAKENにTHICK HEAVYを10滴程混ぜた混合オイルが調子良く、GOLYATともLIGHT DUTYとも違う絶妙な滑らかさが気に入って使用しています。
サッパリとしたKRAKENにネットリとしたTHICK HEAVYのシツコさが地味に加わり、非常にシルキーながらもレスポンスが良い。
GOLYATも同じくサッパリ系ではありますが、分かりやすく一番低粘度と一番高粘度で混合した方がイメージがつきやすいかと、それだけが選択の理由です。
自分はこの混合したカスタムオイルを常時容器に入れてストックしていますが、結構ホビー全般に使用出来る特性だと思います。
自分はカメラの三脚関節部やトレッキングポールの伸縮部なんかにも使用していますが、アルマイトやペイントなどの表面処理も侵す事なく潤滑します。
LIGHT DUTYで使用しているフルエステル化学合成油よりもサッパリした印象なのに、市販のワックス類やシリコーンオイル類とは明らかに違う、紛れも無い油膜でシッカリと潤滑されている事がお分かり頂けるでしょう。
尚、BSLRだけは特殊防錆添加剤の作用により、他のMETHODオイルとの混合カスタムに適さない場合がございますのでスモールスケールでお試し頂いた上でご使用ください。
次回の在庫補充生産となります5月のゴールデンウィーク明けまでは品薄や欠品が続く恐れもございますので、引き続きのお買い求めはBORED STOREまたはMETHODお取り扱いDEALER各店よりお早目にお待ちしています。